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横内勝司(1902~1936) 戦前の長野県松本。 写真そのものがまだ珍しく、スナップ写真の概念もない時代。 農業を営みながら、ガラス乾板に郷土の人々や山岳風景を 収め続けたひとりの写真家がいました。 彼は、20代でカメラをはじめて手にしてから、33歳でその短い生涯を 閉じるまで、多くのガラス乾板写真を残しました。 そのどれもが、詩情にあふれ、「写真を撮る」という 喜びに満ちています。 長い間歴史に埋もれていた作品が、2015年、写真家石田道行氏によって 発見、紹介され、反響を呼んでいます。 今回、縁あって石田氏から写真をお借りし、喫茶さかもと店内に 展示させていただくことになりました。 これら貴重な作品を、半年間に渡って、入れ替えながら展示します。 ぜひ、ご覧ください。 |